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プロ野球”史上最強”世代!? 1988年生まれの野手5人。球界を代表する強打者たち

2022/05/19

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産経新聞社、Getty Images



秋山翔吾(サンディエゴ・パドレス傘下3A)

投打:右投左打
身長/体重:184センチ/85キロ
生年月日:1988年4月16日
経歴:横浜創学館高-八戸大
ドラフト:2010年ドラフト3位
 
 プロ野球シーズン最多安打記録を保持する“安打製造機”。横浜創学館高、八戸大を経て、2010年ドラフト3位で西武に入団すると、ルーキーイヤーから開幕スタメンを掴み100試合以上に出場。13年には不動の中堅手として全試合出場を果たした。
 
 プロ5年目を迎えた15年には、リードオフマンとして開幕から驚異的なペースで安打を量産。最終的に打率.359、216安打をマークし、NPBシーズン最多安打記録を樹立した。さらに、17年には打率.322、185安打、25本塁打、89打点、16盗塁の成績で首位打者と最多安打を戴冠。NPBでは首位打者1回、3年連続を含む最多安打4回(2015、17-19年)、外野守備の評価も高く、ゴールデングラブ賞を6回(2013、15-19年)受賞。また、15年から5年連続フルイニング出場を継続した。そして、19年オフに海外フリーエージェント(FA)権を行使。メジャー移籍を決断した。

 メジャーリーグでは、日本人選手が唯一所属したことのなかったレッズと3年契約。1年目は60試合制の変則シーズンとなったが、外野守備では好守を連発。打撃面は打率.245、7盗塁となったが、終盤には適応力を発揮し、チームのポストシーズン進出に尽力した。しかし昨季は、88試合出場で打率.204と成績が低迷。今季は開幕直前に退団が決まり、現在はパドレス傘下3Aでメジャー昇格へ向けてアピールを続けている。

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