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平成を代表する三塁手・松田宣浩がMLBで生きる道【広尾晃の「ネタになる記録ばなし」】

ブログ「野球の記録で話したい」を運営中で『プロ野球解説者を解説する』(イーストプレス刊)の著者でもある広尾晃氏。当WEBサイトでは、MLBとNPBの記録をテーマに、週2回、野球ファンがいつもと違う視点で野球を楽しめるコラムを提供していく。今回は今オフにFA権を行使し、メジャー挑戦を表明しているソフトバンクの松田宣浩についてだ。

2015/11/15

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平成以降でも指折りの三塁手

 松田は平成以降の主要な三塁手と比較しても上位の成績を残している。
 長打力を示す平均塁打(塁打数/安打数)と打率のマトリックスで、平成以降700試合以上三塁を守った選手の比較をする。

広尾様1113表3

 小笠原道大という大打者が別格でいるが、松田は打率でも平均塁打でも上位に位置する。三塁手は内野では最も守備機会が少ない。それだけに、守備の貢献だけでは物足りない。
 やはり打撃で中軸の働きをしてこそ、一流の三塁手と言える。
 松田はその点でも、優秀な選手と言えよう。

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