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離脱さえなければ…“ガラスの天才”6人。けがが悔やまれる現役野手たち

2023/09/09

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産経新聞社



吉川尚輝(読売ジャイアンツ)

 
 中京高(岐阜)、中京学院大を経て2016年にドラフト1位で巨人に入団。1年目から高いポテンシャルの片鱗を魅せ、次期正二塁手候補として期待が高まっていた。
 
 短縮シーズンの2020年に初めて規定打席に到達すると、打率.274、8本塁打とキャリアハイの成績を残し、主に「1番・二塁」としてリーグ2連覇の原動力となった。
 

 
 翌21年は死球離脱の影響で規定打席には届かなかったが、二塁手としてチームトップの99試合に出場。二塁手としての地位は死守した。
 
 そして、昨季は開幕から好調をキープし、負傷離脱はありながらも自己最多の132試合に出場し、打撃では打率.277、16盗塁の好成績。二塁守備でも強い存在感を放った。
 
 今季は体調不良での一時離脱こそあったが、ここまで大きなけがはなく、主力として出場を続けている。
 
 高いアベレージと抜群の身体能力を活かした守備で、攻守共に貢献度の高い吉川。けがの多さで全試合出場などの経験はないものの、プレーの質は一流だ。

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