大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



今年も豊作…2022年パ・リーグ“必見”の即戦力ルーキー5人。快挙達成の高卒捕手、異例の大役務めたドラ8右腕も

2022/04/19

text By

photo

産経新聞社



北山亘基(北海道日本ハムファイターズ)

ポジション:投手
投打:右投右打
身長/体重:182センチ/80キロ
生年月日:1999年4月10日
経歴:京都成章高-京都産業大
ドラフト:2021年ドラフト8位
 
 京都成章高、京都産業大を経て、ドラフト8位で日本ハムに入団した北山。豊富な知識を持ち、チーム内では“教授”とも呼ばれている。京都産業4年時にはエース兼主将を務め、春のリーグ戦で最優秀投手のタイトルを獲得。速球は最速150キロ中盤を計測し、多彩な変化球も操るなど器用さも兼ね備える。
 
 今季は、下位指名ながら春季キャンプ第2クールから「BIG組(一軍)」に合流。オープン戦では5試合に登板して2セーブ、失点0、奪三振率19.50と驚異的な数字を叩き出した。開幕から守護神抜擢が予想されたが、指揮官のBIGBOSSこと新庄剛志監督は、開幕投手にサプライズ指名。異例の大役でも2回零封と堂々たるマウンド捌きを見せた。その後はクローザーの役割を担い、7試合(9回)を投げていまだ無失点。リーグトップタイの3勝を挙げるなど勝利を呼び込むピッチングを続けている。

 ここまでの今季成績は、7試合(9回)を投げ、3勝0敗1セーブ1ホールド、9奪三振、防御率0.00、WHIP1.33となっている。

1 2 3 4 5