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猛虎復活へ静よりも”動”。熱血漢・金本知憲新監督に期待される「再建」と「改革」

阪神の監督に就任した金本知憲新監督。これまでのマンネリ化したチームにメスをどこまで入れられるのか。再建と改革が期待されている。

2015/11/09

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勝ちながら再建

 最近10シーズンを振り返ってみると、Bクラスに沈んだシーズンは2006年と2011年の4位、2012年の5位と3回しかない。そう見れば低迷とは言えないかもしれないが、やはり阪神という球団は「関西の雄」だ。リーグ優勝は毎年求められる絶対条件。しかし、そのチームに厳命されているリーグVからは2005年以来、実に10シーズンも遠ざかっている。

 金本監督が就任以来、何度となく「勝ちながら再建するのが理想。勝つことを最優先する中で、改革をしていけたら一番いいと思う」とメディアに対して口にしているのも、そういうチームの背景を承知しているからに他ならない。

「再建」と「改革」という言葉を用いながら強く訴えているのはリーグ連覇を果たせるような誰もが認める強いチームへと変貌させ、タイガースの黄金時代をもう1度呼び戻そうとしている証拠であろう。

 誰よりも練習熱心で常に勝利への貧欲さを持っていた現役時代の金本監督には、かつてチーム内に多くの信者がいた。その時代と同じように来季からは次世代のタイガースを担う選手たちもまた再び背番号6から多くの姿勢を学び取ろうと、高知・安芸で行われている秋季キャンプでは誰もが燃えに燃えている。

 金本新体制のスタートは上々。同じ志を持つ掛布雅之二軍監督との強力タッグも非常に楽しみだ。アニキのタクトに注目したい。

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