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打てるわけない…日本球界の速球王は誰? プロ野球歴代最速ランキング上位6人【NPB】

2023/03/04

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産経新聞社



頼りっぱなし。左腕最速のタフネスリリーバー

エドウィン・エスコバー

所属:横浜DeNAベイスターズ所属
生年月日:1992年4月22日
出身:ベネズエラ出身
身長/体重:188センチ/102キロ
投打:左投左打
ポジション:投手
NPB通算成績:355試合(360.2回)、20勝22敗、5セーブ、136ホールド、353奪三振、防御率3.04
 
 エスコバーは、2021年6月13日北海道日本ハムファイターズ戦(札幌ドーム)、古巣本拠地での凱旋登板で自己最速の163キロをマークした。
 
 8回、4-1と3点リードの場面で登場したエスコバー。先頭打者に迎えた西川遥輝に対し、カウント1ボール2ストライクからの4球目、163キロを計測した速球で見逃し三振を奪った。この球速は左腕としては、日本球界最速の数字となっている。その後走者を出すも危なげなく抑え、チームの勝利に貢献した。
 

 
 エスコバーは、2017年に日本ハムへ入団し、同年7月に黒羽根利規との交換トレードによりDeNAへ移籍。移籍後は、ロングリリーフもこなせるセットアッパーとして定着した。
 
 18年からは5年連続50試合登板をクリア。非常にタフな選手であるため、長期離脱がなく、厳しい台所事情を支え続ける。今季もDeNAのブルペンで大車輪の活躍に期待したい。

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