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西武の“歴代最強”セカンド5人。球団史を彩る正二塁手の系譜、ライオンズレジェンド選手たちの成績は?

2022/03/14

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産経新聞社



辻発彦(つじはつひこ)

投打:右投右打
身長/体重:182センチ/78キロ
生年月日:1958年10月24日
経歴:佐賀東高-日本通運
ドラフト:1983年ドラフト2位
〇首位打者:1回(1993年)
〇最高出塁率:1回(1993年)
〇ベストナイン:5回(1986、89、91-93年)
〇ゴールデングラブ賞:8回(1986、88-94年)
〇オールスターゲーム出場:8回(1986、88-94年)
※チーム在籍時のみ。ヤクルト時代にオールスター1回出場。
 
 2022年シーズンで就任6年目を迎える西武の指揮官。現役時代は球界屈指の名手として名を馳せ、ゴールデングラブ賞は7年連続を含む8回獲得した。入団2年目に正二塁手へ定着すると、1986年には全試合出場を果たし、打率.296、35盗塁、守備率.990と走攻守に躍動。チームの日本一に大きく貢献し、自身は初のベストナイン、ゴールデングラブ賞に輝いた。90年以降はリードオフマンとして黄金期の強力打線を牽引。特に93年には打率.319、出塁率.395の成績で初の打撃タイトルとなる首位打者と最高出塁率を受賞し、リーグ4連覇の立役者となった。

 チーム在籍時の通算成績は、1296試合出場、打率.279、1195安打、49本塁打、428打点、220盗塁となっている。

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