ソフトバンクの“歴代最強”ファースト5人。球団史を彩る正一塁手の系譜、ホークスレジェンド選手たちの成績は？
2022/02/15
産経新聞社
松中信彦（まつなかのぶひこ）
投打：左投左打
身長/体重：183センチ/97キロ
生年月日：1973年12月26日
経歴：八代第一高-新日鉄君津
ドラフト：1996年ドラフト2位
○最優秀選手(MVP)：2回（2000、04年）
○首位打者：2回（2004-05年）
○打点王：3回（2003-05年）
○最高出塁率：3回（2004-06年）
○最多安打：1回（2004年）
○ベストナイン：5回（2000、03-04、05-06年）※2005年は指名打者（DH）、06年は外野手部門での受賞。
○ゴールデングラブ賞：1回（2004年）
○オールスターゲーム出場：9回（1999-2001、03-05、07-09年）
○シドニーオリンピック出場（2000年）
○ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）出場：1回（2006年）
球史に名を刻んだ平成唯一の三冠王。ダイエー（現ソフトバンク）では、入団3年目の1999年に正一塁手へ定着。翌2000年には打率.312、33本塁打、106打点の成績でチームをリーグ2連覇に導き、自身は最優秀選手（MVP）に輝いた。さらに、04年には打率.358、171安打、44本塁打、120打点、出塁率.464と圧巻の数字で三冠王を含む打撃5冠（打率・本塁打・打点・出塁率・安打）と主要タイトルを総なめし、自身2度目のMVPにも選出。現役19年間で1999年から13年連続2桁本塁打（うち20本塁打以上9度）、6度の打率3割（規定以上）を記録した。
通算成績は、1780試合出場、打率.296、1767安打、352本塁打、1168打点、28盗塁となっている。