大谷翔平選手をはじめとした日本人メジャーリーガーを中心にメジャーリーグ・日本プロ野球はもちろん、社会人・大学・高校野球まで幅広いカテゴリーの情報を、多角的な視点で発信する野球専門メディアです。世界的に注目されている情報を数多く発信しています。ベースボールチャンネル



広島の“歴代最強”キャッチャー5人。カープ球団史を彩る正捕手の系譜は?

2023/08/28

text By

photo

産経新聞社



石原慶幸(いしはらよしゆき)

投打:右投右打
身長/体重:177センチ/90キロ
生年月日:1979年9月7日
経歴:県立岐阜商-東北福祉大
ドラフト:2001年ドラフト4巡目

○ベストナイン:1回(2016年)
○ゴールデングラブ賞:1回(2016年)
○オールスターゲーム出場:3回(2008-09、11年)
○ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)出場:1回(2009年)
 

 
 チーム一筋19年を貫いた石原。キャリア晩年にはメジャーから古巣復帰した黒田博樹、沢村賞左腕クリス・ジョンソンなどからも厚い信頼を寄せられていた。大卒2年目の03年にレギュラー格となると、翌04年には打率.288(規定到達)をマークするなど攻守に存在感を発揮。以降は倉義和との併用される時期が続いたが、08年に正捕手の座を不動のものとした。また、16年にはチームの25年ぶりリーグ優勝に大きく貢献。自身は37歳でベストナインとゴールデングラブ賞を初受賞した。
 
 通算成績は、1620試合出場、打率.236、1022安打、66本塁打、378打点、25盗塁となっている。

1 2 3 4 5