わからないなりに情報量満載。初々しさと期待感が溢れた新人合同自主トレ初日【えのきどいちろうのファイターズチャンネル#164】
年が明けて、新人合同自主トレが始まった。新庄ビッグボスはじめ体制一新となった首脳陣が13人のルーキーを見守る景色は、改めて新生ファイターズのスタートを象徴させるものとなった。
2022/01/10
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新ユニフォーム、基調色のヒント
思わぬ発見もあった。新人合同自主トレのGAORA中継ブースは実況・近藤祐司、解説・鶴岡慎也（解説デビュー）、レポーター・今成亮太（ハム担に復帰？）という顔ぶれだったのだが、選手らが室内練習場に移動というタイミングで今成さんが陰マイクで割り込んだ。「鶴岡さん、今、達投手がこちらへ引き上げたんですが、スパイクが青だったんですよ…」
「それは…？、そのこころは？」とトボける近藤さん。「これ、何かあるんですかねぇ？」と重ねる今成さん。そして「それは、まだ触れないほうがいいんじゃないですかねぇ」と止めにかかる鶴岡慎也解説員。
おお、これは面白いネタが出てきた。
僕はダッシュで録画を確認した。達選手は初め蛍光色のアップシューズを履いてストレッチ、ウォームアップに励んでいる。そして他の選手から一歩遅れて、スパイクに履き替え、軽めのキャッチボールをした。他に一歩遅れたのは脇腹のストレッチを入念にした（高校時代、傷めている）からだ。で、履き替えたスパイクは（今成さんの言う通り）濃い青。ブルーの地にゴールドのラインが入ったスパイクだった。
で、他の選手のキャッチボールも確認してみたのだ。これが何と皆、アップシューズから同じ青のスパイクに履き替えていた（！）。導き出せる答えはひとつだ。新ユニホームは青が基調になる。いやぁ、ルーキーのキャッチボールは目を皿のようにして見ていたつもりだけど、皆、同じスパイクになっていたなんてぜんぜん気づかなかった。
青。それもスカイブルー・ユニホームよりずっと濃い青。新庄ビッグボスが就任会見で明言した新ユニホームは間違いなく青がイメージカラーだろう。もしかすると昔の西武みたいな感じかもしれない。1月下旬の新ユニ発表が待ち遠しいのだ。
冒頭ハッキリ断った通り、新人合同自主トレの初日を見ただけでは何もわからない。わからないのだが、わからないなりに、意外と情報量があるのだった。で、トータルとしては大変ワクワクしている。やっぱり球場の景色はいい。思いを様々にめぐらしながら球春を待っているのだ。