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セガサミー・中川智裕(なかがわともひろ)とは。巨人・坂本を彷彿とさせる強肩武器の大型ショート【ドラフト2021】

2021/10/06

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 2021年プロ野球ドラフト会議を10月11日に控え、今年もドラフト候補選手たちに大きな関心が寄せられている。そこで弊サイトでは、特に注目を集める選手に焦点を当て、経歴、プレースタイルなどに迫っていく。今回は、社会人野球・セガサミーの中川智裕内野手。
 

 
 中川は、近大付高、近畿大を経て、セガサミーに入社した満24歳の右投右打の内野手。身長186センチ、体重82キロ。(セガサミー野球部のHPより)

 近大付高時代に甲子園出場は叶わなかったが、近畿大では守備力を買われて1年秋から正遊撃手に。3年秋にはリーグ優勝を果たし、明治神宮大会ベスト4進出に貢献した。
 
 卒業後はセガサミーへ進むと、入社1年目からショートのレギュラーに定着した。都市対抗予選では1番打者を務め、本戦では下位に打順を下げたが、4試合で打率313(16打数5安打)をマーク。準々決勝・NTT西日本戦では4打点を挙げるなど攻守に存在感を示し、チームはベスト4まで駒を進めた。ドラフト解禁となる今年は、「3番・遊撃」としてチームを牽引。日本選手権出場も果たした。
 
 一番の武器は、強肩を活かした遊撃守備。守備範囲も広く、送球も正確だ。打撃面では恵まれた体格から広角に長打を放つことができ、坂本勇人(読売ジャイアンツ)を彷彿とさせる大型ショートとして注目度は高い。
 
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