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法政大学・三浦銀二(みうらぎんじ)とは。先発&クローザーで実績残す世代屈指の右腕【ドラフト2021】

2021/09/25

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 2021年プロ野球ドラフト会議を10月11日に控え、今年もドラフト候補選手たちに大きな関心が寄せられている。そこで弊サイトでは、特に注目を集める選手に焦点を当て、経歴、プレースタイルなどに迫っていく。今回は、東京六大学野球連盟・法政大の三浦銀二投手だ。
 

 
 福岡県出身の三浦は、筑紫丘ファイターズ(筑紫丘小)、筑紫丘中、福岡大大濠高を経て、法政大に入学した右腕(右打)。身長175センチ、体重84キロ。現在はチームの主将も務めている。(野球日本代表「侍ジャパン」、法政大野球部のHPより)

 福岡大大濠高時代には、同じく今年のドラフト候補となっている古賀悠斗(中央大)とバッテリーを組み、3年春の選抜甲子園でチームをベスト4に導いた。同夏は福岡県大会決勝で涙を呑んだが、古賀とともにU-18高校日本代表に選出。エース格として2勝を挙げ、銅メダル獲得に大きく貢献した。
 
 法政大では、即戦力として1年春から登板を果たした。同秋には早くも主戦を担うと、3勝1敗、防御率1.99をマークし、チームは12季ぶりのリーグ優勝を達成。さらに2年秋にはクローザーを担い、8試合(10回1/3)を投げ、防御率0.00と驚異の安定感を披露した。その後はやや不調に陥ったが、主将として迎えた今春は、同シーズンを制した慶応大との開幕戦に先発し、“ノーヒットワンラン”(無安打1失点完投勝利)を達成するなど復活を印象付けた。
 
 最速150キロの速球に加え、スライダー、フォークなどの変化球も切れ味抜群。制球がばらつくこともほとんど見られず、世代屈指の右腕としてドラフト1位候補に挙げられている。

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