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キューバ代表、実戦7試合で5敗目!西武に完封負けを喫す

2017/03/05

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Getty Images



 7日のWBC1次ラウンドで侍ジャパンと対戦するキューバ代表が、5日に京セラドーム大阪で埼玉西武ライオンズとの強化試合に臨み、5対0と完封負けを喫した。キューバ代表はWBCに向けアジア各地で強化試合を行っているが、今日の敗戦によって実戦7試合1勝5敗1分とし、本番へ不安を残す結果となった。
 
 キューバ代表のスタメンには3日のオリックス・バファローズ戦に続いて3番・指名打者には元読売ジャイアンツのフレデリク・セペダが入ったが、4番に入っていた福岡ソフトバンクホークスのアルフレド・デスパイネはスタメンから外れ、ウィリアム・サーベドラが代わりに座った。
 
 試合は2回裏に2番手のヨスバニ・トーレスが源田に適時二塁打を打たれ先制を許し、四球を与えて降板。3番手のヨアンニ・イエラに交代したが、一塁走者の盗塁が失策を誘い2点目を許した。4回にもアライン・サンチェス、レアンドロ・マルティネスが失点を喫し、5点をリードされる展開となった。その後はピンチを迎えるも、投手陣が踏ん張り、4回以降は無失点の投球を続けた。
 
 一方の打線は4番サーベドラが4安打を放つなど、チャンスは作るものの、あと1本が出ずに無得点。西武の野上、武隈、田村、小石、野田、増田に完封リレーを許した。
 
 WBC前の強化試合7戦で5敗のキューバ代表。7日には侍ジャパンとの初戦が控えるが、絶不調のまま本番を迎えることとなる。侍ジャパンが油断をせずに、実力を発揮することができれば、問題なく勝つことができる相手だ。