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大谷翔平が日本人最多32号本塁打!松井秀喜氏が祝福「彼にとっては通過点に過ぎない」

2021/07/08

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は7日(日本時間8日)、本拠地ボストン・レッドソックス戦で「2番・指名打者(DH)」としてスタメン出場を果たし、第32号ソロ本塁打を放った。日本人のシーズン最多本塁打記録を更新したことに対し、松井秀喜氏が球団を通じて祝福の言葉を述べている。
 

 
 初回の第1打席で大谷はレッドソックスのエドゥアルド・ロドリゲス投手と対峙し左前打を放つ。2回の第2打席は空振り三振だったが、5回の第3打席ではカウント2-2から左腕ロドリゲスの投球を捉えて快音を響かせた。右翼席に飛び込む特大アーチとなり、松井秀喜(ニューヨーク・ヤンキース)が2004年にマークした日本人のシーズン最多本塁打記録を更新した。

 松井秀喜氏は球団を通じて「シーズン32本のホームランは、大谷翔平選手のようなバッターにとっては通過点に過ぎません。メジャーリーグでは私も長距離打者と呼ばれたことはありましたが、彼こそが真の長距離打者だと思います。さらに、彼は素晴らしい投手でもあります。メジャーリーグの常識を変えた唯一無二の存在であり、彼のような選手は他にいません。今後も多くのファンや子供たちの夢と希望を乗せて、今シーズンも活躍してほしいと思います。私も野球ファンの一人として、彼の次の活躍を楽しみにしています」と語り、祝福している。なお、大谷の活躍もありエンゼルスは5-4の勝利をおさめた。