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大谷翔平、同僚負傷欠場も“リアル二刀流”! マドン監督「彼が絶好調な時に打たせないのは難しい」

2021/06/24

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Getty Images



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は23日(日本時間24日)、本拠地サンフランシスコ・ジャイアンツ戦で「2番・投手」として先発登板。ジャスティン・アップトン外野手が負傷したことで投打同時出場の見送りも予想されたが、今季8度目の“リアル二刀流”で試合に臨んだ。その理由についてジョー・マドン監督が言及したと、米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 

 
 投手・大谷は初回に1死一、二塁のピンチを招く場面もあったが、ブランドン・ベルト内野手をスライダーで空振り三振。ブランドン・クロフォード内野手を右直に仕留めて無失点に抑えた。4回まで無失点を継続するも、5回にマイク・ヤストレムスキー外野手のソロ本塁打で被弾。その後の追加点は許さず1失点で乗り切ると、6回は三者凡退で終えて降板した。

 打っては初回の第1打席でジャイアンツのケビン・ゴーズマン投手と対戦。この回は一ゴロに倒れ、3回の第2打席は空振り三振を喫した。5回の第3打席も2打席連続の三振に。
 
 同メディアによると、マドン監督は大谷について「彼がいないと、明らかにラインナップが変わってしまう。翔平が絶好調の時に打たさないという判断を下すのは難しいことだ」と語り、ベンチが薄くなる可能性があっても大谷を打席に立たせたかったことを明かしている。試合は延長の末、エンゼルスが3-9の敗戦を喫した。