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大谷翔平の左前打に相手右腕が脱帽「とても良いスライダーを投げたのに…」

2021/06/11

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地カンザスシティ・ロイヤルズ戦で「2番・指名打者(DH)」として先発出場を果たし、2戦連続安打を放つなどの活躍を見せた。試合後、ロイヤルズのブラッド・ケラー投手が大谷の印象について語っている。米紙『ザ・カンザスシティ・スター』が報じた。
 

 
 初回の第1打席で大谷は、先発右腕ケラーが投げた2球目の外角チェンジアップを捉える。しかし、右直に倒れた。3回2死一塁の第2打席では、初球のスライダーを上手く捉えて左前打を放った。そして、アンソニー・レンドーン内野手のタイムリーツーベースで生還した。5回2死一塁の第3打席は四球となり、右腕カイル・ジマー投手と対峙した第4打席は空ぶり三振となった。

 同紙によると、ケラー投手は大谷について「大谷に対して初球でとても良いスライダーを投げたと思う。正直なところ、今季の大谷は初球でほとんどヒットを打っていない。それなのに左前打を放たれてしまい、ベース上に足の速い二人の打者が置かれた」と語ったという。大谷の活躍もあり、エンゼルスは6-1の勝利をおさめている。