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大谷翔平、自己最長143メートルの17号2ラン&二塁打! エンゼルスは5本塁打の一発攻勢で快勝

2021/06/09

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は8日(日本時間9日)、本拠地で行われたカンザスシティ・ロイヤルズ戦に「2番・指名打者(DH)」でスタメン出場。第17号先制2ラン本塁打を含むマルチ安打の活躍で、チームを勝利に導いた。
 

 
 完璧な一撃が、バックスクリーンへと消えていった。

 大谷の第1打席は初回無死一塁、先発左腕クリス・ブビック投手と対戦。2ボール2ストライクからの6球目、甘く入った80.2マイル(約129キロ)のチェンジアップをとらえた。打った瞬間の当たりは、センターも見送るだけの特大2ランアーチ。大谷のバットで、エンゼルスが先制に成功した。
 
 本塁打の飛距離は、470フィート(約143メートル)。これまでの自己最長飛距離451フィート(約137メートル)を大幅に更新する1本となった。
 
 3回の先頭打者として迎えた第2打席では、ファーストストライクを振り抜き、右中間への二塁打。追加点の口火を切ると、マックス・スタッシ捕手の2ラン本塁打で3点目のホームを踏んだ。
 
 続く第3打席は空三振となったが、第4打席は左腕ジェイク・ブレンツ投手から3戦連続となる四球を選んだ。
 
 この日の大谷は、3打数2安打2打点1本塁打1四球の成績。打率.261、OPS.952(出塁率.346+長打率.606)となっている。
 
 エンゼルスは、初回に大谷の2ラン本塁打で先制。その後もスタッシ、ホセ・イグレシアス内野手、ジャスティン・アップトン外野手にもソロ本塁打が飛び出すなど一発攻勢で試合を優位に進めた。援護をもらった先発アンドリュー・ヒーニー投手は、ピンチを背負いながらも7回途中1失点の好投を見せると、9回にはテイラー・ウォード外野手もダメ押し2ランを放ち、8-1で勝利。2連勝を飾った。