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【速報】ダルビッシュ有、5回2/3を2失点で降板 6回に崩れ今季4勝目ならず

2021/05/06

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 サンディエゴ・パドレスのダルビッシュ有投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのピッツバーグ・パイレーツ戦に先発登板。5回2/3を2失点の投球内容だったが、今季4勝目を挙げることはできなかった。
 

 
 初回を三者凡退に抑えたダルビッシュは2回、2死後に四球とワイルドピッチで走者を得点圏に背負ったが、7番ハンター・オーウェン外野手を83.3マイル(約134キロ)のスライダーで空振り三振を奪い、先制のピンチを逃れた。

 続く3回も無失点とすると、1点の援護をもらった4回、1死から4番コリン・モラン内野手、5番ジェイコブ・スタリングス捕手の連続安打で一、二塁。しかし後続を断ち、難を逃れた。
 
 5回は圧巻の投球。先頭の8番ケビン・ニューマン内野手を78.6マイル(約126キロ)のナックルカーブで三球三振とすると、9番JT・ブルベイカー投手にはフルカウントから84.3マイル(約136キロ)のカッターで空振り、続く1番アダム・フレイジャー内野手は95.3マイル(約153キロ)のシンカーで見逃し三振に切って取り、前の回から4者連続三振を奪った。
 
 しかし、2点リードに変わった6回、先頭の2番ブライアン・レイノルズ外野手に左翼へソロ本塁打を被弾。再び1点差とされると、なおも連続安打で無死一、三塁のピンチを迎えた。1死二、三塁と場面は変わり、6番カーイ・トム外野手に犠飛を打たれて同点、次打者に死球を与えたところで降板となった。
 
 この日のダルビッシュは、5回2/3(98球)を投げ、被安打6、被本塁打1、与四死球2、奪三振8、失点2の成績。防御率2.27、WHIP0.94となっている。
 
 試合は6回表を終了し、2-2の同点となっている。