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エンゼルス・大谷翔平、日米通算100本塁打を達成! 節目の123メートル弾に「今日は打ててよかった」

2021/04/22

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手は21日(日本時間22日)本拠地でのテキサス・レンジャーズ戦に「2番・指名打者(DH)」で先発出場。第2打席に今季第5号のソロ本塁打を放ち、日米通算100本塁打を達成した。
 

 
 投手復帰登板の翌日に、節目の一発を放った。

 第2打席は、1点リードの3回2死の場面。相手先発マイク・フォルテネービッチ投手と、この日2度目の対戦を迎えた。大谷は2ボール2ストライクからの5球目、甘く入った83.4マイル(約134キロ)のスライダーを逃さなかった。打球は右翼スタンドに飛び込む第5号ソロ本塁打。この1本で日米通算100号本塁打(NPB通算48本、MLB通算52本)に到達した。
 
 米解析サイト『Statcast』によると、飛距離402フィート(約123メートル)、打球速度107.2マイル(約173キロ)を計測。また、ダイヤモンド一周を17.3秒で回り、今季メジャー最速タイムの一発となった。
 
 初回1死の第1打席、2点をリードした5回1死の第3打席は、フォルテネービッチの前に見逃し三振。7回2死一、三塁のチャンスで巡ってきた第4打席は、左腕ジョン・キング投手から死球を受けた。
 
 この日の大谷は、3打数1安打1打点1本塁打1死球の成績。打率.310、OPS1.044(出塁率.355+長打率.690)となっている。
 
 米公式サイト『MLB.com』によると、大谷は試合後の取材に応じ、「今日は打ててよかった」と語り、今季メジャー最速タイムでベースを回ったことに関しては、「本当に注意を払っていませんでした」とコメントした。
 
 エンゼルスは、初回に3番マイク・トラウト外野手の本塁打で先制。3回には2番大谷、続く4回には5番ジャスティン・アップトン外野手にもソロ本塁打が飛び出し、試合の主導権を握った。しかし、2点リードの8回にリリーフ陣が崩れ一挙4失点。4点差で迎えた最終回には、7番ホセ・イグレシアス内野手が一発を放つも、反撃及ばず。4-7で敗れ、レンジャーズとの3連戦を1勝2敗で負け越した。

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