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大谷翔平、復帰登板も“リアル二刀流”はお預け。エンゼルス指揮官が明言「打席に立たせるつもりはない」

2021/04/20

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 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手は20日(日本時間21日)、テキサス・レンジャーズ戦で先発登板する。ただ、ジョー・マドン監督は投球に専念させることを考えており、今季2度目の“リアル二刀流”は次回以降にお預けとなりそうだ。米公式サイト『MLB.com』が報じている。
 

 
 大谷は4日(日本時間5日)のシカゴ・ホワイトソックス戦で投打同時出場の“リアル二刀流”を披露したが、その後は右手中指のマメを潰した影響で登板を見合わせていた。その一方で、ブルペン練習で23球投げるなどして状態のチェックを続け復帰登板に備えていた。そして、20日(日本時間21日)に行われるレンジャーズ戦で先発登板することが決まった。

 マドン監督は大谷について「彼は75球ほど投げることになるだろうが、マメの状態も見守る必要がある。とにかく注意を払わなければならない。彼の調子次第で、もっと多くなるかもしれないし少なくなるかもしれない」と答え、投球数に言及した。
 
 続いて「不確実性を伴うため、明日彼を打席に立たせるつもりはない。ベンチのメンバーは少なく、何かあれば早めに交代させることになってしまう」と語り、投球だけに専念させることを明言した。