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大谷翔平の“二刀流”議論が3年ぶりに再熱! 米紙が考察「先発とスイングを最大化する方法」

2021/03/25

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Getty Images



 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手はオープン戦で好調を維持している。米紙『ロサンゼルス・タイムズ』が、「エンゼルスの“二刀流”スターの大谷翔平の先発とスイングを最大化する独創的な方法」と題して考察した。
 

 
 まず最初に同紙は「エンジェルスの“二刀流”スターの打撃と投球の正しいバランスは何か?そして、彼の価値を最大化することと、怪我や疲労から彼を守る上での境界線はどこか?」と問いかけている。

 その問いは「彼が2018年にセンセーショナルな新人シーズンの真っ只中、全ての野球で最も議論されたトピックスの一つだった」とし、「大谷は一つだけに集中すべきと提案する人もいたが、他の人は大谷が歴史的なレベルに達する可能性があると予測した」と振り返った。しかし、その後は怪我に苦しみ「その議論はすぐに静まった」と、トーンダウンしたことを伝えている。
 
 現在、大谷はオープン戦で特大弾含む4本のホームランを放ち、10試合連続安打を達成するなど打率.600(25打数15安打)、OPS1.701という驚異的な成績を残している。そのため同紙は「3年後の今、大谷はセンセーショナルな春季トレーニングを過ごしている。その結果、再び議論され始めた」と報じ、期待感が高まっていることを示した。
 
 コンピュータプロジェクションシステムの計算によると、大谷は今季112試合から124試合に出場し最高500回の打席に立つ。投手としては12試合から18試合で先発し、投球の回数は100イニング未満になると予測している。ただし、怪我なく健康を維持できれば、もっと頻繁に登板するとのこと。果たして今季、大谷はどんなシーズンを送るのだろうか。