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ドジャース、1勝3敗からの逆転劇でワールドシリーズ進出 昨季MVPのベリンジャーが殊勲本塁打【MLBリーグ優勝決定シリーズ】

2020/10/19

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 MLBは18日(日本時間19日)、アトランタ・ブレーブス対ロサンゼルス・ドジャースのナショナル・リーグチャンピオンシップシリーズ第7戦が開催。最終戦までもつれた同試合は、4-3でドジャースが勝利し、1勝3敗からの逆転劇でワールドシリーズ進出を決めた。
 

 
 ブレーブス先発は、ここまでポストシーズン15回2/3を無失点で抑えているルーキーのイアン・アンダーソン投手、ドジャース先発は、ポストシーズンでは先発、リリーフの両輪で登板し、防御率1.35をマークしている2年目のダスティン・メイ投手と若手投手の投げ合いから始まり、両チーム早めの継投を仕掛ける総力戦となった。
 
 ブレーブスは初回、連続四球で無死一、二塁となると、3番マーセル・オズーナ外野手の適時打で先制。2回には、先頭のダンズビー・スワンソン内野手のソロ本塁打で追加点を挙げた。
 
 対するドジャースは3回、2死から二、三塁のチャンスを作ると、5番ウィル・スミス捕手の2点適時打で同点に追いついた。
 
 しかし直後の4回表、初回と同じく連続四球から無死一、二塁となると、7番オースティン・ライリー内野手の適時打で勝ち越し。4回裏のドジャースは、2死から満塁のチャンスを作ったが、4番マックス・マンシー内野手が空振り三振に倒れ、チャンスを逃した。
 
 続く5回のブレーブスの攻撃。2番フレディ・フリーマン内野手の打球は、放物線を描いて右翼後方へ。この打球をドジャースの右翼ムーキー・ベッツ外野手がスーパーキャッチ。本塁打をもぎ取る美技でチームを救った。
 
 すると6回、ドジャースは代打エンリケ・ヘルナンデス内野手の代打本塁打で同点。さらに7回、2死から6番コディ・ベリンジャー外野手にもソロ本塁打が飛び出し、この試合初めてリードを奪った。
 
 ドジャース1点リードのまま迎えた9回、マウンドにはクローザーのケンリー・ジェンセン投手ではなく、7回から登板のフリオ・ウリアス投手が続投。5番から始まる打順を三者凡退で退け、4-3で勝利を収めた。

 
 
【MLB】2020年ポストシーズントーナメント表