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カブス、レッズ…ポストシーズン進出8球団と注目選手は?<ナ・リーグ編>【編集部フォーカス】

2020/10/01

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シンシナティ・レッズ


 
シーズン成績 31勝29敗、勝率.517
 
注目選手
 
投手 トレバー・バウアー
今季成績 11試合(73回)、5勝4敗、100奪三振、防御率1.73、WHIP0.79
 
打者 ニック・カステヤノス
今季成績 60試合、打率.225、49安打、14本塁打、34打点、OPS.784
 
 ワイルドカード1枠目を掴んだのは、シンシナティ・レッズ。日本人選手では、秋山翔吾外野手が所属している。今季はナ・リーグ中地区3位となったが、2位カージナルスとゲーム差なし、1位カブスとは3ゲーム差と僅差の戦いを演じた。投手陣の活躍は目覚ましいものがあり、防御率はリーグ2位、WHIPはリーグ3位とポストシーズン進出の原動力となった。打撃陣も打率こそ高くはないものの、本塁打数はリーグ4位の成績を残した。
 
 注目投手は、先発右腕トレバー・バウアー投手だ。今季は圧倒的なパフォーマンスを見せ、防御率1.73で自身初のタイトルとなる最優秀防御率を獲得。WHIPはリーグトップの0.79、100奪三振はリーグ2位と屈指の好成績を残し、サイ・ヤング賞の筆頭候補に挙げられている。
 
 注目打者は、ニック・カステヤノス外野手。移籍初年度の今季は、打率.225と低水準ながらチーム2位の14本塁打、34打点をマークした。秋山と1、2番コンビを組むことも多く、勝負どころでの本塁打が目立った。

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