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指揮官「決意は自信を育てる」 前半戦苦しんだ秋信守が、アジア人初サイクル安打を達成

前半戦、打率.221と苦しみオールスター休暇明けもスタメンを外れ苦しいシーズンが続いていた。その矢先で一つの光となる、サイクル安打の偉業を達成。バニスター監督は「決意は自信を育てる」と試合後語ったが、この偉業が秋信守にとって自信となりシーズンの転機となることを期待したい。

2015/07/23

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アジア人初の快挙達成

 レンジャーズの秋信守が21日に行われたロッキーズ戦で、アジア人初のサイクル安打を達成した。

 オールスター休暇以降、2度目のスタメン出場。この日、2回にはノーアウト走者1塁の場面で二塁打を放ち、先制点を叩き出した。そして4回の第2打席には先頭打者として本塁打で追加点。5回の第3打席、1死走者1、3塁の場面では適時打で全打席打点を記録。大差のついた試合だったが、9回表、秋信守はサイクル安打記録達成まで残すところは三塁打だけだった。

 コロラド・ロッキーズの投手は8回からマウンドに上がった左投手のレックス・ブラザーズ。先頭の秋信守はカウント1-1からのストレートを弾き返し、打球はセンターオーバー。フェンスからの跳ね返りにセンターが打球処理に手間取り、その間サードへ滑り込み、テキサス・レンジャース史上8人目のサイクル安打を達成した。

 サイクル安打達成にリーチをかけたことは7度あり、8度目にしての偉業達成となった。韓国人としてはもちろん、アジア人としても初めての快挙だ。

“I wasn’t thinking about it, because Brothers is not an easy pitcher. A left-handed pitcher with pretty good stuff. I just tried to hit the ball hard. I hit it well, but I thought Blackmon might catch it.”
「(サイクル安打のことは)ブラザーズは簡単に打てる相手ではないから考えていなかった。良いものを持っている左投手だ。ボールを強く打つことを心がけた。うまく当たったが、ブラックモンに取られるかと思った」

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