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前田健太、18者連続アウトを奪う好投も勝ち負けつかず 7回途中3失点

2020/09/06

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 ミネソタ・ツインズの前田健太投手は5日(日本時間6日)、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に先発登板。7回途中3失点(自責点3)の粘投で、チームの4-3での逆転勝利に貢献した。自身に勝ち負けはつかなかった。
 

 
 タイガースは前回登板でも対戦し、今季初黒星を喫した相手。しかし初回、1番のビクター・レイエス外野手に先頭打者本塁打を浴び、いきなり先制点を献上してしまった。後続は2つの三振を奪うなど冷静に抑え、初回を1失点で終えた。
 
 ここからの前田は安定感抜群。2回から6回まで、1人の走者も許さない完璧な投球を披露した。8つの奪三振を含め、打者18人を連続で打ち取る好投だった。5回裏にはツインズが1点を返して同点とした。
 
 快調に飛ばす前田だったが、7回、先頭に四球、続く打者に安打を浴びて無死一、三塁とピンチを迎えたところで降板。後をついだ投手が2失点を喫し、タイガースに勝ち越しを許してしまった。
 
 この日の前田は、6回0/3(91球)を投げ、被安打2、被本塁打1、与四球1、奪三振8、失点3の成績で勝ち負けはつかず。防御率は2.77となっている。
 
 ツインズは、5回裏に1-1の同点に追いつくが、7回に2点を失って勝ち越しを許した。その裏、すぐに1点を返して2-3としたが、8回は無得点で最後の攻撃へ。ミゲル・サノー内野手の同点適時打、バイロン・バクストン外野手のサヨナラ適時打が飛び出し、4-3で勝利を収めた。