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ヤンキース・田中将大、5回無失点好投も初勝利はお預け コールは連勝記録「20」でストップ

2020/08/27

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 ニューヨーク・ヤンキースの田中将大投手が26日(日本時間27日)、敵地でのアトランタ・ブレーブス戦(ダブルヘッダー第2戦・7回制)に先発登板。5回を無四球無失点に抑える好投を見せた。しかしチームは、1-2で逆転負けを喫し、田中の今季初勝利はまたもお預けとなった。
 

 
 田中は初回、ロナルド・アクーニャJr.外野手ら上位打線を三者凡退に抑える最高の立ち上がり。2回は先頭のマーセル・オズーナ外野手に安打を許すも、続くトラビス・ダーノウ捕手をダブルプレーに仕留め、この回も3人で終えた。
 
 3回は2本の安打を許し、2死一、二塁とこの日初めての得点圏に走者を背負ったが、ダンスビー・スワンソン内野手に対しては、カーブ、スライダー、スプリットと変化球を低めに集め、狙い球を絞らせず、遊ゴロに打ち取った。
 
 4回はフレディ・フリーマン内野手、オズーナ、ダーノウのクリーンアップを三者凡退。すると5回、味方打線が1点を先制し、田中を援護した。勝ち投手の権利がかかった5回は、キレのあるスライダーを軸にこの回も三者凡退。連続三振でこの日の投球を締めくくった。
 
 6回からは田中に代わってチャド・グリーン投手がマウンドに。しかし、グリーンは2死をとってから、スワンソンに安打を許すと、この日無安打のフリーマンに逆転弾を献上。ヤンキースは最終回で反撃できず敗戦した。
 
 この日の田中は、5回(66球)を投げ、被安打3、奪三振4、無失点の内容で、防御率3.48となっている。
 
 また、ダブルヘッダー第1戦では、エースのゲリット・コール投手が登板するも、5失点を喫し負け投手に。昨季から続いていた連勝記録は「20」でストップした。ヤンキースは、ダブルヘッダーで連敗し、地区首位レイズとのゲーム差は2.5に広がっている。