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山口俊、2回2/3を無安打無失点の好救援! ブルージェイズは終盤の猛攻で逆転勝利

2020/08/21

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 トロント・ブルージェイズの山口俊投手は20日(日本時間21日)、本拠地で行われたフィラデルフィア・フィリーズとのダブルヘッダー2試合目にリリーフ登板。2回2/3を無失点の好投で流れを引き寄せ、チームの逆転勝ちに大きく貢献した。
 

 
 ブルージェイズは初回から先発のトレイト・ソーントン投手が崩れ、大量7失点。2-7となった4回から3番手として山口がマウンドに上がった。
 
 4回を三者凡退に抑えた山口は続く5回、先頭の3番ブライス・ハーパー外野手に四球を与えると、1死後に5番アレク・ボーム内野手にも四球を与え、一、二塁のピンチを背負った。しかし6番ジェイ・ブルース外野手、7番ニール・ウォーカー内野手を連続三振に仕留め、無失点で切り抜けた。
 
 山口は6回も続投。2死を奪うと、1番アンドリュー・マカッチェン外野手を迎えたところで投手交代が告げられ、お役御免となった。
 
 この日の山口は、2回2/3を投げ、被安打0、与四球2、奪三振4、失点0の成績。防御率は5.19まで良化した。最近の登板では、勝負所での奪三振が際立っている。
 
 ブルージェイズは7点を失った直後の1回裏に2得点。以降は両チームの投手陣が無失点に抑え、膠着状態が続いた。試合が動いたのは6回、先頭の3番ロウディ・テレス内野手が本塁打を放ち、攻撃の口火を切ると、2人走者を置いて、6番ルルデス・グリエルJr.外野手が3点本塁打を放ち1点差。さらに相手の2失策などで2死満塁のチャンスを迎えると、3番テレスに2点適時打が飛び出し、一挙7得点の猛攻で逆転に成功した。最終回となる7回には1点を返されるも、リードを守り抜き、9-8で勝利。終盤の逆転劇で連勝を5に伸ばした。