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前田は移籍後初勝利、大谷は1死も取れずに降板…26日(日本時間27日)の日本人選手は?

2020/07/27

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 MLBは26日(同27日)に公式戦15試合が行われ、日本人選手は6名が出場した。
 

 

大谷翔平(ロサンゼルス・エンゼルス)
(先発)0/3回、被安打5、与四球3、失点5 敗戦投手
 
 エンゼルスの大谷は、敵地でのオークランド・アスレチックス戦に今シーズン初先発。0/3回5失点(自責点4)で敗戦投手となった。右肘のトミージョン手術後、693日ぶりの登板となったが、先頭打者にいきなり安打を浴びると、2番から5番までに3者連続四球を許し、押し出しで先制点を献上。その後も6番・グロスマン、7番・マチンに連続適時打を浴び、1死も奪えぬまま無念の降板となった。チームも4対6で敗れ、悔しい復帰登板に終わった。
 

前田健太(ミネソタ・ツインズ)
(先発)5回、被安打4、被本塁打1、与四球1、奪三振6、失点2 勝利投手
 
 ツインズの前田は、敵地でのシカゴ・ホワイトソックス戦に今シーズン初先発。5回1/3を2失点に抑え、勝利投手となった。移籍後初登板の同試合は、序盤から打線が大量得点を奪い、試合を優位に進めた。初回を三者凡退に抑えると、4回までで三振6つを奪った。5回1死から7番・ロバートに2点本塁打を許すも、後続を切り、この回でマウンドを降りた。チームはその後も得点を重ね、14対2で大勝。前田は移籍後初登板で初勝利を手にした。
 

菊池雄星(シアトル・マリナーズ)
(先発)3回2/3、被安打5、与四球4、奪三振4、失点5
 
 マリナーズの菊池は、敵地でのヒューストン・アストロズ戦に今シーズン初先発。3回2/3で5失点を喫したが、勝敗は付かなかった。初回に2点の援護をもらい、波に乗りたい菊池だったが、1死から四球を与えると、4番・ブレグマンに適時二塁打を浴び、1点を返された。2、3回は無失点に抑えるも、追加点をもらった直後の4回には、2つの四球と安打で無死満塁のピンチを招くと、5番・グリエルに適時打を浴び、6、7番は連続三振に抑えたが、8番・レディックに押し出し四球、9番・マルドナードに2点適時打を浴びて勝ち越しを許し、降板となった。チームは8回に3点を奪い、7対6で逆転勝利を収めた。
 

山口俊(トロント・ブルージェイズ)
(救援)0/3回、被安打1、与四球1、失点2(自責点1) 敗戦投手
 
 ブルージェイズの山口は、敵地でのタンパベイ・レイズ戦の延長10回から登板し、メジャーデビューを飾ったが、0/3回2失点(自責点1)で敗戦投手となった。4対2でリードしていたブルージェイズは9回に同点に追いつかれ、延長戦へ突入。1点を勝ち越した10回裏の緊迫した場面で、山口がマウンドに上がった。今シーズンは延長戦でタイブレーク制が導入されたため、無死二塁から始まる難しい局面からの登板となった。先頭に四球を許すと、続く5番・キアマイアーに2点適時三塁打を浴び、サヨナラ負け。苦いメジャーデビュー戦となった。
 

筒香嘉智(タンパベイ・レイズ)
代打 1打数無安打1打点1四球(二ゴロ、四球)
 
 レイズの筒香は、本拠地でのブルージェイズ戦に代打で出場。2打席に立ち、1打数無安打1打点1四球となった。3点ビハインドの7回1死一、三塁のチャンスで登場すると、後ろに守っていた二塁にゴロを転がし、打点1を記録。最低限の仕事をこなした。9回2死一、二塁で迎えた第2打席では四球を選び、後続に繋いだ。その後チームは同点に追いつき、延長10回に6対5でサヨナラ勝ちを収めた。
 

秋山翔吾(シンシナティ・レッズ)
6番左翼 2打数1安打1盗塁(左安打、見三振)
 
 レッズの秋山は、本拠地でのデトロイト・タイガース戦に「6番・左翼」でスタメン出場。2打数1安打を放った。2回2死で迎えた第1打席では左安打を放ち、チーム初安打を記録。直後にはメジャー初盗塁も決めた。4回二死の第2打席は見逃し三振に終わると、左投手に変わった6回の打席で代打を送られ、途中交代となった。試合は接戦となったが、2対3で敗れた。