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大谷翔平、二刀流復帰の2020年が開幕 二桁本塁打&5勝なるか?米データサイトが成績を予想!

2020/07/24

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Getty Images



 ついに待望の開幕だ。新型コロナウイルス感染症の影響を受け、60試合制という前代未聞の形ながら、MLBが帰ってきた。今季最も注目を集める選手の1人が、二刀流に再挑戦するロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平投手だ。米データサイト『ファンタジー・プロ』が、大谷の今季成績を予想している。
 

 
 大谷は右肘のトミー・ジョン手術の影響から、昨季は指名打者としての出場のみ。傷が癒え、ついに今季は二刀流としての復活が期待されている。開幕が大幅に遅れたものの、調整期間を取れたと考えると、大谷にとっては好都合だったかもしれない。
 
 さて、そんな大谷は今季、どんな数字を残すだろうか。『ファンタジー・プロ』によると、今季の大谷の成績予想は以下の通りだ。
 
打者:打率.276(139-38)、8本塁打、24打点、4盗塁、OPS.812(OBP.342+SLG.470)
投手:10試合、3勝2敗、42回1/3、防御率3.72、奪三振50
 
 いずれも、やや期待より低い数字だろうか。考えられる3つの要因を紐解いていこう。まず、投打に共通するのが、今季は60試合制だということ。全選手の数字が、例年より寂しく見えることは避けられない。続いて投手については、肘の影響から、中6日での登板となることが挙げられる。コンスタントに投げても約10回の登板が限度だ。打者については、打者については、昨季、シーズンを通じて徐々に調子を上げていったことが関係しているようだ。サマー・キャンプでの不調も加味して、やや低めの数字が予想されている。
 
 とはいえ、「大谷とはどんな選手か?」と問われれば、「常識を覆す選手」ということができるだろう。我慢の日々を乗り越え、大舞台で再び輝く姿を、ファンは心待ちにしている。