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MLB最高の選手は誰だ! 救援投手能力値ランキング奪三振部門1位~5位。リリーフ最高の「ドクターK」は?(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、変化球割合は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/21

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【奪三振4位】エドウィン・ディアズ


 
 メジャー最多セーブ(57個)をマークした2018年とは一転して、メッツ移籍1年目は26セーブにとどまったディアズだったが、58回を投げて99奪三振、K/9は15.4と高水準をキープした。生命線となる平均97.4マイル(約157キロ)のフォーシームを決め球に71個、そしてスライダーで28個の三振を奪っている。
 
 BB/9が3.4と及第点だったことでK/BBは4.5。制球力に関しては、BB/9がシアトル・マリナーズ時代の2016年に2.6(K/BBは5.87)、2018年に2.1(K/BBは7.29)と良かった時があるだけに、元々の特長を取り戻し、持ち前の奪三振能力と上手くかみ合わせていきたい。

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