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MLB最高の選手は誰だ! 救援投手能力値ランキング速球部門1位~5位。速球王は誰の手に(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、変化球割合は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/20

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【速球2位】アロルディス・チャップマン


 
 デビュー前から「速球王」が代名詞となっていたチャップマンだが、昨季は4年ぶりに登板数が60試合に到達。3勝2敗37セーブでアメリカン・リーグの最優秀救援投手賞を獲得した。左腕から繰り出される自慢のフォーシームは平均98マイル(約158キロ)を計測し、平均回転数は2486回転とメジャーの中でもトップクラスの水準を誇っている。
 
 全投球の58.8%を占めるこのフォーシームは、当然決め球としても最も多く使われた。しかし、111打席で被本塁打はわずか1本。2本塁打を許した割合31.1%のスライダーよりも少なかった。被打率は.231と極めて低いとまでは言えないが、被打率.159のスライダーを生かすには十分すぎる武器だ。

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