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MLB最高の選手は誰だ! 救援投手総合能力値ランキング6位~10位。二刀流リリーバー、7回の男も(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、変化球割合は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/12

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【総合7位】ヘクター・ネリース


 
 フィリーズの守護神ネリースが、クローザーに配置後キャリアハイの成績を残し総合7位となった。2014年にフィリーズに入団して6年目、2017年に抑えに転向した右腕は、26セーブをマークした同年を超える28セーブでチームに貢献した。
 
「球速」はフォーシームが平均94.4マイル(約152キロ)で89点としているが、スプリットが全投球における割合で65.4%を占めているのが特徴だ。そこに8.9%のシンカーを含めた3球種を武器に9イニング当たりの奪三振は11.8個。「奪三振能力」としては90点をマークしている。
 
 また、得点圏での被打率が.161で「メンタル」は95点。暴投や捕逸を誘発しやすいスプリットを多投しながらも、絶対的な勝負強さとともに首脳陣の信頼を獲得している。今季はより制球力を向上させ飛躍を目指したい。

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