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MLB最高の選手は誰だ! 投手総合能力値ランキング1位~5位。打者を圧倒する無敵の怪腕たち(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、変化球割合は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/10

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【総合4位】チャーリー・モートン


 
 度重なる怪我を克服し、ついに才能を大きく開花させている先発右腕。代名詞の鋭いカーブを武器にゴロアウトを量産し、チームの大躍進の原動力となった。
 
 MLBで12年目、36歳で迎えた今季は、16勝(リーグ5位)、防御率3.05(リーグ3位)、奪三振240(リーグ5位)など、主要部門でのキャリアハイを更新。被OPS(出塁率+長打率)なども年々良化しており、年を追うごとに進化を見せている。
 
 最も多く投げた球種は前述のカーブで、鋭い変化で打者を翻弄した。勢いのある直球やカーブと逆方向に変化するシンカーも冴えわたった。やや低い位置からのスリークォーターのフォームは独特で、自在に投球を操る老獪な投手だ。
 
 年齢はネックになるものの、テクニカルな部分では若い世代に一切引けを取らないモートンは、さらに成績を伸ばしていけるだろうか。タンパベイ・レイズには今季から筒香嘉智外野手が入団。日本のファンもモートンの投球を目にすることが増えそうだ。

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