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MLB最高の選手は誰だ! 野手総合能力値ランキング21位~25位。21歳のスラッガー、強打の遊撃手たちも(2019シーズン版)

マイク・トラウトやジャスティン・バーランダーを筆頭に、MLBには数々のスター選手が存在する。そして、それらの選手をあらゆる視点から分析することも野球観戦の醍醐味だろう。今回ベースボールチャンネル編集部では、メジャー屈指の実力者たちの各能力を様々なデータを参照して数値化し、平均値を算出。それをもとにしたランキングを紹介する(年俸は『BASEBALL REFERENCE』、ゾーン別打率は『MLB.com』を参考)。※成績は2019シーズンのみ、サイン盗み等を考慮しないものとする

2020/07/02

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【総合22位タイ】ジョシュ・ドナルドソン

 
 オフにブレーブスからFAとなり、4年契約でツインズに移籍したドナルドソンが総合22位タイ。その高い能力からFA市場では多くの獲得球団が現れ引く手あまただったが、自身2年ぶりとなるア・リーグの新天地、それも昨季の中地区覇者に加わった。
 
 ドナルドソンの特筆すべき能力は長打力と守備力だ。昨季三振の数は自己ワーストの155個で三振率も23.5%と高かったが、2018年は故障に苦しみ8本に終わった本塁打は、キャリア2番目に多い37本と復活。最近5年で4度目のシーズン30本塁打以上と安定し、長打率も.521と高いことから「長打力」は86点となった。
 
 三振率が高い一方で、昨季選んだ四球はメジャー7位、ナ・リーグ3位の100個。したがって出塁率も.379と高くなり「出塁能力」は長打力を上回る91点を稼いだ。
 
 守備ではホットコーナーの三塁でDRS+15と手放しで喜べる数字をマーク。失策こそ13個あるが、ベアハンド(素手)での捕球から強権によって矢のような伸びをする送球はファンを魅了する。攻撃だけではなく、自身ジャンル別最高の得点となる93点を叩き出した「守備力」にも注目だ。

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