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米国メディアが21世紀のラテン系オールスターチームを選出。その豪華な顔触れは?

2020/04/13

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Getty Images

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全26選手+監督。現役からは11選手

 米国のスペイン語圏向けメディア『ESPNデポルテス』は、21世紀のラテン系選手によるオールスターチームを選出するという興味深い記事を配信している。同メディアのエンリケ・ロハス記者が、2001年~2019年の期間通算成績や、WAR値(代替選手に比べどのくらい勝利に貢献したかを示す値)、ESPNによるスタッツをもとに、全26選手と監督を独自に選出した。その全容は下記の通り。

 

 
 
捕手:ヤディアー・モリーナ(現役:セントルイス・カーディナルス)
一塁手:アルバート・プホルス(現役:ロサンゼルス・エンゼルス)
二塁手:ロビンソン・カノー(現役:ニューヨーク・メッツ)
三塁手:エイドリアン・ベルトレ(テキサス・レンジャースほか)
遊撃手:アレックス・ロドリゲス(ニューヨーク・ヤンキースほか)
外野手:マニー・ラミレス(ボストン・レッドソックスほか)
    カルロス・ベルトラン(ニューヨーク・メッツほか)
    ブラディミール・ゲレーロ(モントリオール・エクスポスほか)
指名打者:デビッド・オルティーズ(ボストン・レッドソックスほか)
     ミゲル・カブレラ(現役:デトロイト・タイガース)
控え野手:イバン・ロドリゲス(テキサス・レンジャースほか)
     ミゲル・テハーダ(オークランド・アスレチックスほか)
     ホセ・アルトゥーベ(現役:ヒューストン・アストロズ)
     ボビー・アブレイユ(フィラデルフィア・フィリーズほか)
     アンドリュー・ジョーンズ(アトランタ・ブレーブスほか)
     ネルソン・クルーズ(現役:ミネソタ・ツインズ)
 
先発投手:ヨハン・サンタナ(ミネソタ・ツインズほか)
     フェリックス・ヘルナンデス(現役:アトランタ・ブレーブス)
     ペドロ・マルティネス(ボストン・レッドソックスほか))
     ハビアー・バスケス(シカゴ・ホワイトソックスほか)
     バートロ・コロン(現役:モンクローバ(メキシコカンリーグ))
ブルペン:マリアーノ・リベラ(ニューヨーク・ヤンキース)
     フランシスコ・ロドリゲス(現役:フリーエージェント)
     アロルディス・チャップマン(現役:ニューヨーク・ヤンキース)
     ホアキム・ソリア(現役:オークランド・アスレチックス)
     フランシスコ・コルデロ(テキサス・レンジャースほか)
 
監督:オジー・ギーエン(シカゴ・ホワイトソックスほか)
 
 説明不要の超豪華なメンバーが出そろったが、ロハス記者は、遊撃手部門とDH部門の選考で苦慮したと述べる。遊撃手部門では「ロドリゲスはヤンキース入団の2004年以降は、ショートからサードにポジションを変えた。だが、ロドリゲスかベルトレのいずれかを外さねばならないというのは難しい」ということでロドリゲスの遊撃手での選出理由を述べる。
 
 一方のDH部門では「DHとしてはオルティーズの実績が圧倒的だ。だが、カブレラを外すのは難しい。彼は一塁、三塁でもプレーしているが、そこでの選出はできなかった。ならば、DHとして、対右投手にオルティーズ、対左投手にカブレラというのはどうだろう」と述べている。
 
 21世紀も20年目を迎えたところだが、選考に困るほどのラテン系プレーヤーの選手層の充実ぶりに驚かされる。今回選出されたメンバー以外にも、ロナルド・アクーニャJr.外野手(アトランタ・ブレーブス、フアン・ソト外野手(ワシントン・ナショナルズ)といった次世代スター候補も続々登場している。今後もラテン系選手たちがMLBを席巻する様を見せつけられそうだ。



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