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マリナーズの新ローテは希望だらけ! 2年目菊池雄星は「チームにとって最大の成長要因」

2020/03/19

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オープン戦では球速大幅アップ

 シアトル・マリナーズの今季先発陣について地元メディア『710 ESPN SEATLE』が18日(日本時間19日)、特集記事を発表。ローテーションの一員として活躍が期待される菊池雄星投手が取り上げられ、高評価を受けた。
 

 
 昨季は94敗を喫するなど、現在は球団再建期にあるマリナーズ。ここ数年は多くの主力選手を放出してきた一方で、その分若手有望株を獲得してきた。若きホープたちが集まるチームだが、特に強みとなるのは先発陣だ。同メディアでは、今季の先発ローテーションについて特集した。
 
 20代前半の選手も多い中で、最も大きな期待を寄せられているのが28歳の菊池だ。渡米1年目の昨季は環境がガラリと変化したこともあってか、試行錯誤を重ねながら32先発で6勝11敗、防御率5.46の成績でシーズン終了。しかし、「キクチの変貌はマリナーズにとって最大の成長要因となるだろう」と評されており、今季への期待度は非常に高い。
 
 昨季の平均球速は直球が92.5マイル(約148キロ)、決め球となるスライダーが86マイル(約138キロ)だった菊池だが、同メディアによるとオープン戦では直球が94~96マイル(約150~153キロ)、スライダーで90~91マイル(約144~145キロ)を計測。球速が格段にアップし、2年目となる今季は飛躍の1年となることが予想されている。
 
 菊池の他には2人の若手投手がブレイク候補として注目されている。1人目は23歳のジャスタス・シェフィールド投手で、2018年11月にニューヨーク・ヤンキースからトレード移籍してきた先発左腕だ。オープン戦では8回を投げて12奪三振、2失点と好投しており、メジャー3年目を迎える今季はローテ定着が目標となる。
 
 もう1人は24歳のジャスティン・ダン投手で、こちらは昨季デビューしたばかりの先発右腕。18年12月にニューヨーク・メッツからトレード移籍した。昨季2Aでは131回2/3を投げて158奪三振を記録するなど、左腕が多いマリナーズでは右の本格的派として期待される。オープン戦でも6回2/3で10奪三振をマークしており、調子は上々だ。
 
 チームはオフに左腕マルコ・ゴンザレスと4年の契約延長に成功。長年エースとして活躍してきたフェリックス・ヘルナンデス投手(現アトランタ・ブレーブス)に変わる存在として期待されている。先発ローテ全員が今季中に開花とはならなくても、マリナーズの数年後の未来はかなり明るくなりそうだ。



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