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日系3世右腕ヤマモトも選出! 米公式がオールスター候補特集、20代前半選手の存在目立つ結果に

2020/03/17

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Getty Images



7月にシーズン開幕なら…AS開催もまだ不透明

 今季オールスターゲーム選出候補について米公式サイト『MLB.com』が15日(日本時間16日)、特集記事を発表。30球団から1選手ずつが候補に挙げられ、マイアミ・マーリンズからは日系3世のジョーダン・ヤマモト投手が選出されている。
 

 
 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)流行の影響でシーズン開幕延期が決定し、先行き不安なMLB。ファンが選手のプレーする姿を心待ちにする中、同サイトでは“夏の祭典”とも称されるオールスターゲームの選出候補を特集した。
 
 マーリンズからは、日系選手のヤマモトが選出。23歳でデビューを飾った昨季は15先発で4勝5敗、防御率4.46の成績を残し、デビュー戦から2試合連続で7回無失点の怪投を披露した。エース級の資質をもち、チーム再建の柱ともいえる存在だ。
 
 オールスター前日のホームランダービー優勝を飾ったニューヨーク・メッツのピーター・アロンソ内野手、アロンソとダービー決勝を争ったトロント・ブルージェイズのブラディミール・ゲレーロJr.内野手も選出されている。昨季デビュー組の2人だが、今季はスラッガーとして2年目のジンクスに挑むことになる。
 
 他には21歳のフェルナンド・タティスJr.内野手(サンディエゴ・パドレス)、同じく21歳のフアン・ソト外野手(ワシントン・ナショナルズ)、24歳のコディ・ベリンジャー外野手(ロサンゼルス・ドジャース)らが選出。数多くの20代前半のスター選手たちにスポットライトが当たる結果となった。
 
 一方で、ボルティモア・オリオールズからはクリス・デービス内野手が選出。歴史的不振からの脱却を目指し、今オープン戦では優れた結果を残していた。明日(同18日)で34歳となるベテランスラッガーは、13年以来自身2度目のオールスター選出となるだろうか。
 
 また、マイク・トラウト外野手(ロサンゼルス・エンゼルス)、ノーラン・アレナド内野手(コロラド・ロッキーズ)、ブライス・ハーパー外野手(フィラデルフィア・フィリーズ)らオールスター“常連”の選手たちも選出。オールスターゲームが開催されれば、選ばれしスーパースターたちが、暗い話題の多い球界を照らしてくれることだろう。