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内紛も影響なし 「MLB史上最強打者」プホルスが月間本塁打球団タイ記録で復活

過去3年間、期待を裏切り続けてきたエンゼルスのアルバート・プホルスが絶好調だ。現在本塁打レースのトップを快走。6月13本は月間球団タイ記録だった。内紛でGMが辞任も、彼の打棒への影響はなさそうだ。

2015/07/02

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チームのお家騒動も影響なし

 プホルスは30日の試合前の時点では月間三振数がわずか6だった。しかし、その試合では1、2打席ともにノバに三振を喫した。しかし3度目の打席では、その回の初球となる92マイルの速球を叩き、アリーグトップの座を固める24号とした。
 
 この本塁打でプホルスは(ベースボール・リファレンスによると)トリス・スピーカーを抜き、通算長打数1132で歴代13位となった。次はあのタイ・カッブで1136だ。
 
 なお、この日エンゼルスではジェリー・ディポートGMが突然の辞任。荷物をまとめ自身のオフィスを去ったという。試合後には、オーナーのモレノ自身がクラブハウスに姿を現し選手にディポートの退任を伝えたようだ。
 
 彼は2011年のオフに就任し、プホルスの10年2億5400万ドルの契約もまとめ上げた。今年になってオーナーは、ディポートの2016年のオプション履行を決めたばかりだった。
 
 原因は、ここ数年取りざたされた現場首脳陣との軋轢と見られている。
 決定的だったのは週末のミーティング時で、ディポートがスカウティングレポートの活用に関し一部のコーチへの不満を露わにし、それに対しプホルスが反論する場面もあったという。
 
 チームのお家騒動も、プホルスの打棒は揺るぎないようだ。
 
 
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出典:”Pujols ties Angels record with 13th HR in June” @ MLB.com by David Adler in Jul.1st 2015

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