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ヤンキースに黄信号。若き剛腕セベリーノが右腕故障、ローテ2人が不在の緊急事態に

2020/02/21

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左のエース・パクストンも長期離脱

 ニューヨーク・ヤンキースのルイス・セベリーノ投手が右腕痛で離脱となった。米公式サイト『MLB.com』が20日(日本時間21日)、伝えている。
 

 
 春季キャンプも始まったMLBだが、2009年以来悲願の世界一を目指すヤンキースに、またしても黄信号が灯った。同サイトによると、先発右腕のセベリーノが右の前腕痛で離脱。復帰時期やけがの程度など詳細はまだ判明しておらず、開幕ロースターに入れるかどうかも不透明となっている。
 
 患部を痛めたのは昨年ヒューストン・アストロズとのアメリカン・リーグ優勝決定シリーズ第3戦。セベリーノはこの試合に先発登板し、4回1/3を5安打2失点で負け投手になっていた。オフに検査を受けたものの、そのときには特に大きな異常は見られなかった。
 
 ヤンキースのブライアン・キャッシュマンGMは「今は何も分からない。(けがは)小さいものかもしれないし、それ以上に深刻なものかもしれない」とコメント。一方で、「(昇格の)チャンスを待つ者は大勢いる」と述べ、選手層の厚さには自信を覗かせている。
 
 セベリーノは昨年もエースとして期待されながらも、開幕前の3月に右肩の炎症で離脱。治療は長引き、復帰したのは9月後半だった。3先発で1勝1敗、防御率1.50、12回を投げ17奪三振、被本塁打は0本と、復帰後は圧巻の投球を披露。100マイル(約160キロ)にも到達する自慢の直球は健在だった。
 
 今月上旬には左のエースであるジェームズ・パクストン投手が腰の手術を受けて開幕が絶望的に。復帰までは約3~4カ月の見込みになっている。さらに、昨季18勝を挙げたドミンゴ・ヘルマン投手もDV規定違反で開幕から63試合の出場停止となる。
 
 投打ともに充実した陣容となっていたヤンキースだが、ここにきて暗雲が立ち込めている。しばらくは新加入のゲリット・コール投手、6年連続2桁勝利をマークした田中将大投手が頼みの綱となるだろう。また、開幕までの約1カ月で、先発投手を緊急補強する可能性も高い。



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