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球界のスター、エンゼルス・トラウトがサイン盗みに怒り爆発!「もっと処罰を厳しく」被害投手には同情

2020/02/18

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オフにアストロズ選手から連絡受けるも「敬意を失った」

 ロサンゼルス・エンゼルスのマイク・トラウト外野手が、ヒューストン・アストロズの一連のサイン盗み問題について不満と怒りを示した。米公式サイト『MLB.com』が17日(日本時間18日)、伝えている。
 
 アストロズは選手が主導となって2017年から2018年にかけてサイン盗みを行っていたことがMLB機構の調査によって判明している。これによりアストロズは監督とGMの1年間の出場停止、500万ドル(約5億5000万円)の罰金、2020年と2021年のドラフト1位指名権のはく奪の処罰が課せらた。
 
 しかし選手に対する処罰はなく、これについてオールスターゲーム8度選出やリーグ最優秀選手賞(MVP)3度受賞を誇るエンゼルスのスーパースターで普段は温厚な性格で知られるトラウトが苦言を呈している。 同サイトによればトラウトは「私は処罰に同意しない。(アストロズ以外の)選手は何も得るものがない。サイン盗みは選手主導のものであって、それによって他の選手たちのキャリアが影響を受け、多くの人が仕事を失うなど大変なことになった」と話し、サイン盗みを行った選手たちに対する直接的な処罰を求める考えを示した。
 
 また、このオフシーズンにアストロズの選手数名がトラウトに連絡して何が起こったのか説明されたというが、それに対しても「敬意を失った」と失望を隠さなかった。その上で「もっと処罰を厳しくすべきだ」とコメント。「トロフィーをはく奪するのか、リングをはく奪するのか分からないが、彼らは間違いなく何かすべきだ」と世界一の称号をはく奪することも視野に入れた厳罰が下されることを希望している。
 
 そして、サイン盗みを被ったアストロズ以外の球団の投手についても言及し、「投手がどんな思いだったか想像もできない。野球は“メンタルゲーム”だ。ヒューストンに行く度に打たれるとなると、精神的に消耗する可能性もあるだろう」と同情した。球界を代表するスター選手が怒りを込めて正直に吐き出した思いは、アストロズの選手、MLB全体に今後どのような影響を与えることになるだろうか。




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