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エンゼルス・大谷翔平、5月中旬の投手復帰も問題なし「開幕戦に先発する準備できていたが」

2020/02/16

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11日にエップラーGMが方針明かす

 ロサンゼルス・エンゼルスの大谷翔平選手が、球団が今季投手としての起用を5月中旬以降とする方針を明らかにしたことについて言及した。米公式サイト『MLB.com』が15日(日本時間16日)、伝えている。
 
 大谷は、2018年シーズン途中に受けた右肘の靭帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)と昨季終盤に受けた左膝の手術を経て、今季はメジャー1年目以来となる投打「二刀流」としての復帰を目指しスプリングトレーニング(春季キャンプ)を過ごしている。
 
 しかし、11日(同12日)にはビリー・エップラーGMが投手としての起用について「5月中旬が目標」と発表し、開幕はDH(指名打者)としての起用のみになると球団の方針を明かしていた。
 
 この球団の方針について大谷本人は「開幕戦に向けて先発する準備ができていたが、チームがそれを望んでいるのなら、“デビュー”を遅らせる準備もできる」とコメント。「問題は見当たらない」とコンディションの調整も順調のようだ。
 
 また、同サイトは、昨季チーム最多の72試合に登板した中継ぎ投手のタイ・バットリー投手が脇の張りにより離脱したことを伝えた。回復に約2週間は必要と予想されるが、ジョー・マッドン監督は「シーズン開幕に向けて十分な時間を確保する必要がある」と慎重な考えを示している。