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4球団絡む大型トレード勃発! 前田健太はツインズ、ベッツ&プライスはドジャースへ移籍

2020/02/05

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エンゼルス、ドジャース間でもトレード発生

 ロサンゼルス・ドジャースの前田健太投手、ボストン・レッドソックスのムーキー・ベッツ外野手らが絡むトレード移籍が行われた。米公式サイト『MLB.com』が4日(日本時間5日)、伝えている。
 
 同サイトによると、ドジャースとレッドソックス、ミネソタ・ツインズの間で三角トレードが発生。その後に、ドジャースとエンゼルスの間でもトレードが行われ、実質的には4球団が絡むトレードとなったようだ。現段階では計7選手の移籍が発表されている。
 
各球団が獲得した選手は以下の通り。なお、ドジャースはレッドソックスから金銭も獲得している。
 
◇ロサンゼルス・ドジャース
ムーキー・ベッツ外野手(レッドソックスから)
デビッド・プライス投手(レッドソックスから)
ルイス・レンヒフォ内野手(エンゼルスから)
 
◇ボストン・レッドソックス
アレックス・バードューゴ外野手(ドジャースから)
ブラスダー・グラテロル投手(ツインズから)
 
◇ミネソタ・ツインズ
前田健太投手(ドジャースから)
 
◇ロサンゼルス・エンゼルス
ジョク・ピーダーソン外野手(ドジャースから)
 
 
 ドジャース、もしくはサンディエゴ・パドレスへのトレードの可能性が高まっていたベッツの新天地はロサンゼルスに決定。また、高年俸の先発左腕プライスもドジャース入りし、総年俸削減を目指すレッドソックスにとっては計画通りとなった。
 
 一方、2017年から2年連続でワールドシリーズ敗退、昨季は地区シリーズで早々にポストシーズンを終えたドジャースは、これで戦力が大幅にアップ。既に昨季MVPのコディ・ベリンジャー外野手やクレイトン・カーショウ投手が所属するスター軍団だが、今季はほとんどオールスター級の陣容となりそうだ。
 
 また、前田は初のアメリカン・リーグへ移籍。昨季101勝を飾った中地区ツインズでプレーすることになる。ドジャース時代は救援に回ることも多かったが、新天地の先発陣は飛び抜けて優秀であるとはいえない。それだけに、先発投手としての活躍が期待されることになるだろう。
 
 なお、エンゼルスはピーダーソンを獲得したものの、外野はマイク・トラウト外野手、ジャスティン・アップトン外野手、指名打者(DH)には大谷翔平選手と、野手は既に飽和気味。右翼手のレギュラーとして期待されるが、課題の先発投手補強のため、またもトレード要員となる可能性がある。