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21歳の若き大砲ナショナルズ・ソト、母国ドミニカでMVP受賞

2020/01/31

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Getty Images



メジャー2年目で34発、110打点 

 ワシントン・ナショナルズの若き主砲フアン・ソト外野手が、母国ドミニカ共和国で、国内選手MVPに選出された。30日(日本時間31日)ドミニカ共和国紙『リスティン・ディアリオ』が報じている。
 
 同国のJJスポーツ・プロダクションが主催し、首都サントドミンゴで開催されたセレモニーにおいて、「MLBでプレーするドミニカ共和国人プレーヤーの2019年度MVP」に、173ポイントを集めたソトが選出された。21歳、メジャー2年目のソトは、昨季打率.282、34本塁打、110打点の大活躍で、ナショナルズ世界一に大きく貢献した。
 
 また、2位(152ポイント)は打率.311、32本塁打、115打点を記録したラファエル・デバース内野手(ボストン・レッドソックス)が、3位(151ポイント)には打率.329、32本塁打、92打点の成績を残したケテル・マーテイ外野手(アリゾナ・ダイヤモンドバックス)が、そして4位(145ポイント)に打率.311、41本塁打、108打点のネルソン・クルーズ外野手(ミネソタ・ツインズ)という豪華な顔ぶれが続いている。
 
 2018年に脅威の10代選手として現れたソト。新人王レースでは、惜しくもロナルド・アクーニャJr.外野手(アトランタ・ブレーブス)の前に敗れてしまったが、2年目の昨季はナショナルズの主砲として大活躍し、名実ともにMLBの次世代スターへの階段を上っている。
 
 29日(日本時間30日)、公式サイト『MLB.com』のスペイン語圏版『ラス・マジョーレス.com』では「アクーニャJr.、ソト、2020年のMVPはどちらだ?」という記事も配信され、同記事内のアンケートでは31日時点で65%の支持を集めてリードしている。気の早い話でもあるが、MLB次世代スターの筆頭格2人によるMVP争いは見られるのだろうか。メジャー3年目を迎えるソトの更なる進化に今季も要注目だ。