データやコラム、多角的な視点で野球の魅力を発信!ベースボールチャンネル(BaseBall Channel)



レッズが外野陣“補完”!カステヤノスと4年約70億円で契約 秋山翔吾は左翼濃厚でともにレギュラー

2020/01/28

text By

photo

Getty Images

タグ: , , , , , , , , , , ,



編成責任者も獲得に満足「彼は一貫してエリート」

 シンシナティ・レッズが、シカゴ・カブスからフリーエージェント(FA)となっていたニコラス・カステヤノス外野手と4年6400万ドル(約69億8000万円)の契約を結んだことを発表した。米公式サイト『MLB.com』が27日(日本時間28日)、伝えている。
 
 現在27歳のカステヤノスは、2013年にデトロイト・タイガースでメジャーデビューし、昨季途中でトレードによってカブスに移籍。昨季はリーグの異なる2球団で計151試合に出場し、打率.289、27本塁打、73打点、OPS(出塁率.337+長打率.525).863の成績を残している。1シーズン27本塁打は2017年の26本塁打を上回るキャリア最多の数字だった。メジャー7年間の通算成績は、888試合で打率.277、120本塁打、460打点、OPS(出塁率.326+長打率.471).797。
 
 同サイトによれば、4シーズンの契約の内訳として、カステヤノスは2020年に1600万ドル(約17億4000万円)、2021年に1400万ドル(約15億3000万円)、2022年に1600万ドル(約17億4000万円)、そして契約最終年となる2023年も1600万ドル(17億4000万円)を受け取る。
 
 また、カステヤノス自身は2020年と2021年のシーズン後にそれぞれオプトアウト(契約破棄)条項を持ち、2024年は2000万ドル(約21億8000万円の)の相互オプションと200万ドル(約2億2000万円)のバイアウト条項が付いている。
 
 レッズの編成総責任者であるディック・ウィリアムズ氏は、カステヤノスの獲得について「ニック(カステヤノスの愛称)はFA市場で最も魅力的な選択肢の1つだった。彼は一貫してエリート。(選手として)攻撃的で、既存のチームを上手く補完してくれる」と満足げのコメント。オフのチームの動きとしては、秋山翔吾に続いて実力ある外野手の効果的な補強となった。
 
 同サイトは、カステヤノスと秋山がレギュラーとして外野を務めるだろうと見解。カステヤノスが昨季主に右翼を守り(2球団で右翼としての出場は計138試合、左翼で11試合)、中堅は若手有望株のニック・センゼル外野手ら候補が多数いることから、秋山は主に左翼を守ることになりそうだ。
 
 レッズはこのオフ、秋山やカステヤノスだけなく、FA市場から通算182本塁打のマイク・ムスタカス内野手を4年6400万ドル(約69億8000万円)、通算85勝のウェイド・マイリー投手を2年1500万ドル(約16億4000万円)で獲得。投打にわたって、メジャーで最も積極的な補強を行ったチームの1つとなった。
 
 昨季は75勝87敗(勝率.463)でナショナル・リーグ中地区4位に沈み、2015年から続いていた最下位からは脱出したものの、苦しいシーズンを過ごしたレッズ。チーム打率は.244でリーグ15チーム中12位、チーム総得点数も701得点でリーグ12位と課題は明白だった。それだけに、この積極的な補強で、今季こそ2012年以来となる地区優勝と2013年以来となるポストシーズン出場を叶えたいところだ。

1 2



  • 記者募集