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「メッツはベルトランを解任すべき」かつてのチームメイトがサイン盗み問題に言及

2020/01/16

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Getty Images



2014年~2016年にかけてヤンキースで共闘

 
 ヒューストン・アストロズのサイン盗み問題で更なる処罰者は現れるのだろうか。ニューヨーク・ヤンキースなどで活躍したマーク・テシェーラ氏は、かつてのチームメイトであり、今季からニューヨーク・メッツの監督に就任したカルロス・ベルトラン氏の去就についてコメントした。
 
 15日(日本時間16日)、米国メディア『ESPN』の番組『ゲット・アップ』の公式ツイッターは、同番組に出演したテシェーラ氏のインタビューをアップ。同氏は、2017年にアストロズのプレーヤーとして、チームの組織だったサイン盗み行為のキーパーソンの一人と目されているベルトラン新監督について「メッツは彼を解任すべき」と述べた。
 
 そして「明らかな理由もある訳であり解任すべきだ。彼はあの当時何が起きていたのかを知っていたのだし、彼自身もアストロズが行った行為の一部分であるのだ」と続けてコメントしている。
 
 年齢も近く、共にMLB史上を代表する強打のスイッチヒッターという共通点を持つ二人。ヤンキースのチームメイト時代は深い親交があったといわれているだけに、テシェーラ氏のコメントは重く響く。
 
 すでに、アストロズのA.Jヒンチ、ボストン・レッドソックのアレックス・コーラの両監督が解任されるという事態にまで発展した今回のサイン盗み騒動。果たしてメッツはどのような決断を下すのか。まだまだ闇が深そうなこの問題。しばらく注目を集め続けそうだ。