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FAベタンセス、メッツと1年11.4億円で契約合意 “ホーム”への強い思い語る「NYを愛してる」

2019/12/25

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今季わずか1登板も…実績は抜群

 ニューヨーク・メッツが、ニューヨーク・ヤンキースからフリーエージェント(FA)となっていたデリン・ベタンセス投手と契約合意した。米公式サイト『MLB.com』が24日(日本時間25日)、伝えている。
 
 剛腕リリーフはチームを変えてニューヨークの街に残ることになった。メッツとベタンセスは1年1050万ドル(約11億4000万円)で契約合意。2021年には選手側に600万ドル(約6億5000万円)のオプションが付いている。
 
 31歳のベタンセスは2006年にドラフト8巡目(全体254位)でヤンキースに指名されてプロ入り。11年にメジャーデビューを飾ると、14年には70試合で防御率1.40、135奪三振と大ブレイク。センセーショナルな活躍でファンを虜にし、一流リリーフの仲間入りする。
 
 それ以降も活躍を続け、リリーフながら5年連続100奪三振を達成した。今季は右肩の故障で開幕から長期欠場となっており、復帰したのは9月中旬。その復帰試合で左アキレス腱を部分断裂したため、再び故障者リスト(IL)に入った。わずか1登板となっており、最悪のFAイヤーとなっていた。
 
 同サイトによると、ベタンセスは声明で「ニューヨークを愛している。僕はマンハッタンで育ち、ブルックリンの高校へ通った。マイナーではスタテンアイランドでプレーし、メジャーではブロンクス(ヤンキース)にいた。次はクイーンズ(メッツ)でワールドシリーズを勝つことに、とても興奮している」とコメント。ニューヨークが自身のホームであることを語った。
 
 また、チームにとっても、ベタンセス加入はかなり大きい。今季はクローザーのエドウィン・ディアズ投手、セットアップのジューリス・ファミリア投手がともに防御率5点台後半に陥る大乱調。今オフにはジョシュ・ヘイダー投手(ミルウォーキー・ブリュワーズ)を補強する噂もあった。
 
 新天地でも勝ちパターンの1人として起用されることがほぼ確実なベタンセス。ブルペンに弱点を抱えるチームだっただけに、契約合意の知らせはファンにとっても最高のクリスマスプレゼントになったことだろう。今季は故障で実力を発揮できなかったが、来季は再びニューヨークを沸かせたいところだ。




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