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「我々が必要としていた人物だった」メッツ・カノー、新指揮官への想いを語る

2019/12/16

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11月1日に監督就任発表

 ニューヨーク・メッツのロビンソン・カノー内野手は、新たに同チームの監督に就任したカルロス・ベルトラン氏について、改めて歓迎の意を表しているようだ。14日(日本時間15日)、プエルトリコ紙『エル・ヌエボ・ディア』がカノーのコメントを紹介している。
 
 ベルトラン氏の監督就任が発表されてから歓迎の意向を表明していたカノー。この日はイベント参加のため、ベルトラン新監督の故郷でもあるプエルトリコを訪問。そして、現地メディアに対し「皆、彼が素晴らしいプレーヤーであり、人格者であることを知っている。ベテラン同様に若手選手にも大きな力となるだろう。まさに我々が必要としていた人物だ」と語った。
 
 さらに37歳のドミニカ人プレーヤーは「私は彼の持つ野球に対する知性や経験を知っている。ヒューストン・アストロズ時代にはワールドチャンピオンにもなっているしね。これ以上何を要求できるんだい。誰もが彼の事を良く言うし、皆が彼の事を好きなんだ。(監督就任について)驚きはないよ」と改めて歓迎の想いを述べている。
 
 シアトル・マリナーズでの5シーズンを経て、ニューヨークの地に帰って来たカノーだが、今季は出場107試合、打率.256、13本塁打と不完全燃焼に終わった。再起を期す来シーズンに向けては「健康な状態をキープしたいし、チームの勝利に貢献したい。幸いにもいい状態だ」と語っている。
 
 また、同紙は、大型補強の目玉としてカノーと共にマリナーズからメッツへ入団し、同じく期待を裏切ったプエルトリコ人クローザー、エドウィン・ディアス投手の「彼なら素晴らしい仕事を実現してくれるだろう」というコメントも併せて紹介している。同じラテン系のベルトラン氏の監督就任は、カノー、ディアス両選手復活のカギになりそうだ。今オフもリック・ポーセロ投手の獲得など積極的な動きを見せるメッツ。主力選手が待望した新指揮官は旋風を巻き起こせるか。