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ヤンキース、コール獲得を最優先に投手史上最高額用意か 米記者はマチャドと比較「反対の議論ない」

2019/12/07

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面談は成功…プライス超の大型契約実現へ

 ニューヨーク・ヤンキースが、今オフのフリーエージェント(FA)市場での補強について、前ヒューストン・アストロズのゲリット・コール投手を最優先として史上最高レベルの契約金を準備していることが分かった。米公式サイト『MLB.com』など複数のメディアが6日(日本時間7日)、報じている。
 
 ヤンキースは3日(日本時間4日)にコールと面談。『MLB.com』によれば話し合いは順調に進んだとされ、今季20勝を挙げた29歳の右腕を今オフの焦点に当てていることを裏付けるものになったと伝えた。
 
 また、米スポーツ専門サイト『ESPN』のジェフ・パッサン記者もヤンキースがコールをオフの最優先事項として「記録的な契約をオファーしている」と報告。現在の投手史上最高額であるデビッド・プライス(ボストン・レッドソックス)の2億1700万ドル(約234億円)を超える規模の契約も予想されている。
 
 一方、地元メディア『SNY』のアンディ・マルティーノ記者はコールの状況を昨オフのマニー・マチャド内野手(サンディエゴ・パドレス)と比較。同氏は、「ヤンキースはマチャド獲得に関心を示していたものの、大型契約に対して球団内部の多くの反対があった。しかし、今回のコールに対してはそのような議論は起こっていない」と伝えた。
 
 コールを最優先として周囲の反対なく一気に資金をつぎ込むことになれば、現地メディアが伝えるように投手史上最高額での大型契約が実現する可能性も大いにあり得そう。また同時に、同じくFAの目玉である前ワシントン・ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ投手への関心度も気になるところだ。