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ジラルディ新監督のフィリーズに“ヤンキースの血” 救援右腕ベタンセスら実力派3選手獲得に動く

2019/12/01

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田中将大と好相性のロマイン、通算110本塁打のグレゴリアスも

 かつてニューヨーク・ヤンキースで監督を務めたジョー・ジラルディ氏が、今オフにフィラデルフィア・フィリーズの監督に就任。そしてこのフィリーズが、ヤンキースからフリーエージェント(FA)となった3選手の獲得に興味を示しているもようだ。米メディア『ニューヨーク・ポスト』が30日(日本時間12月1日)、伝えている。
 
 ジラルディ監督が就任したフィリーズが、「ヤンキースの血」を入れるか注目されている。今オフにヤンキースをFAとなった、デリン・ベタンセス投手、オースティン・ロマイン捕手、ディディ・グレゴリアス内野手の3選手の獲得に興味を持っているというのだ。
 
 同サイトによれば、ジラルディ氏はこの3人の存在感を高く評価。中でも力を入れているとされるのが31歳のベタンセスで、メジャー3年目の2014年から昨季2018年まで5年連続で60試合以上に登板&100奪三振以上をマークして「最高のリリーフ投手」の1人として数えられた右腕に対して、本腰を入れて獲得を目指しそうだ。
 
 しかし、今季はスプリングトレーニング(春季キャンプ)で右肩を負傷し、9月中旬に復帰した直後にも左アキレス腱を負傷してそのままシーズンを終えることなった。最悪のタイミングでFAとなり、今季の年俸712万5000ドル(約7億8000万円)より安価で獲得できるとされている。万全な状態で来季に臨めるとなれば、中継ぎ陣に故障者が続出したフィリーズからすれば喉から手が出るほど欲しい人材だ。
 
 また、31歳のロマインはメジャー8年目の今季に72試合に出場してキャリアハイとなる打率.281、8本塁打、35打点をマーク。守備面でも捕手として通算333試合でわずか13失策、盗塁阻止率23%(44回阻止)と優秀で、今季田中将大投手とバッテリーを組んだ15試合では防御率2.70と好相性を見せた。
 
 同サイトはこのロマインを「メジャー最高のバックアップ捕手」と評価しており、フィリーズにとっては正捕手J.T.リアルミュートに次ぐ2番手として頼りになる存在になりそうだ。
 
 通算110本塁打のパンチ力と堅実な守備を誇り、右肘側副靭帯再建手術(通称:トミー・ジョン手術)から復活を懸ける29歳のグレゴリアスも含め、前ヤンキースの実力派がナ・リーグながら東地区でほど近いフィラデルフィアに身を置くことになるのか、ジラルディ氏がその能力を熟知する選手たちの動向、フィリーズの動きには今後とも注目だ。




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