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MLBはFA捕手争奪戦が加速! 新たに2選手が契約、ガーノウは3球団連続でア西地区

2019/11/27

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市場にはまだマルドナードやカストロなど実力派残る

 メジャーリーグで捕手争奪戦が激しくなっている。ヒューストン・アストロズはダスティン・ガーノウ捕手と、アリゾナ・ダイヤモンドバックスはスティーブン・ボート捕手とそれぞれ1年契約を結んだ。米スポーツ専門サイト『ESPN』が26日(日本時間27日)、伝えている。
 
 32歳のガーノウは今季ロサンゼルス・エンゼルスで開幕を迎え、シーズン途中に40人枠ロースターを外れオークランド・アスレチックスと契約。2球団で計35試合に所属し、打率.244、3本塁打、14打点の成績を残した。
 
 アストロズはシーズン終了後にマーティン・マルドナード捕手がフリーエージェント(FA)となり、同じくFA市場に入っていたガーノウを獲得。今季同じアメリカン・リーグ西地区2球団に所属したガーノウを手に入れたことで、来季の戦いにどのような影響を及ぼすのか注目される。
 
 一方、35歳のボートは今季サンフランシスコ・ジャイアンツに所属。99試合に出場して打率.263、4年連続2ケタ本塁打となる10本塁打、40打点をマークした。
 
 今季に続いてナショナル・リーグ西地区球団に所属することとなったが、「(ジャイアンツでの)全ての思い出を大切に、全ての人々に感謝している」とコメントしている。
 
 今オフはFAとなっている捕手が早い段階で次の所属先を決めている。これまでにヤズマニ・グランダルがシカゴ・ホワイトソックスへ、トラビス・ダーノウはアトランタ・ブレーブスへそれぞれ加入した。
 
 まだ他にも市場には上記のマルドナードやジェイソン・カストロ、ロビンソン・チリノスといった実績ある捕手が残っており、守備の要となる選手が今後どの球団と契約を結ぶのか注目だ。